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低成長のハロウィン市場のゆくえ〜フルカバレージ型ターゲット設定

2011.10.25 Tuesday

10月に入り、小売店の店頭で増えてきたのがハロウィンの販促物。思えばハロウィンにちなむイベント、キャンペーンが盛んになってきたのはここ10年ほどの間ではないだろうか。

10月は大きな年中行事もなく、販促のネタが少ない時期である。ハロウィンが盛り上がり商品購入の機会になれば、と考えている商業施設は多い。仮装パレードや子どもたちにお菓子を配るなどのイベント実施のほか、飲食店でのハロウィン限定メニューの提供などの販促が行われている。ハロウィンの普及の影響が大きいのがお菓子市場である。この時期の売上が増加しているメーカーも多く、この時期のみハロウィンの商品パッケージに切り替えるところもあるようだ。

クリスマスは約800億円の市場、バレンタインも約500億円市場と言われている。まだまだ拡大の余地があるハロウィンの市場。イベントや販促は盛んになっても、しかし、クリスマスやバレンタインのような成長は遂げていない。今後のハロウィンの市場拡大の可能性を考察する。

ターゲットの再設定によって市場規模を拡大する。
【フルカバレージ型ターゲット設定】
市場全体を顧客のセグメントと製品のセグメントの2方向から細分化し、どのセグメントをターゲットとするのか、製品力やマーケティング力によって設定する方法を嶋口(1987)は提示している。その市場ターゲットの設定において、シェア拡大を目指すリーダー企業はターゲットを絞り込まず全方位戦略を取るとしている。

現在行われている多くのハロウィンのイベントは、小さい子どもを対象としたものが多い。ハロウィンのターゲットは自ずと小さい子どもとその家族に限定され、子どもが成長するにしたがってターゲットから外れてしまう構造が想定できる。



クリスマス、バレンタイン施策のターゲットは年齢を問わない。子どもから高齢者までも受け入れられる年中行事である。ハロウィンの浸透には、ターゲットを限定せず、全方位的に施策を行っていく必要があるのではないか。

<参考資料>
プレスリリース「周年イベントにおける加工食品市場を調査」(2010)富士経済
現代マーケティング (有斐閣Sシリーズ) 』嶋口充輝、石井淳蔵(1987)有斐閣

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